倉敷市 耳鳴りの原因や症状
【耳鳴りの原因や症状】 「キーン」といった耳鳴りがあると、不安になってしまいますよね。 耳鳴りというのは、実際に音が鳴っていないのに音が聞こえる状態をさします。 耳鳴りは大きく分けて2つの種類があり、以下の内容となります。
・自覚的耳鳴り 自分にしか聞こえない、耳鳴りとなります。 他の人には、自分が聞える耳鳴りは聞えません。 音が耳に伝わるのは、有毛細胞の機械的振動を電気信号に変換することで脳に伝わって、音を感知します。 自覚的耳鳴りの場合は、何らかの影響でその回路のどこかで神経の活性化が起こっているのではないかといわれています。 しかし、確実な原因はいまだにはっきりしていません。 自覚的耳鳴りは、早朝や深夜などの音があまりしない静かな環境で切る傾向があります。 慢性的じゃなければ、誰にでも発生してしまう耳鳴りと言われています。
・他覚的耳鳴り その人に聞こえる耳鳴りの音を、他の人も聞くことができる耳鳴りです。 例えば、診察の際にお医者さんが患者さんの耳鳴りの音を聴くことができるなど、自分じゃない人でも耳鳴りの確認ができます。 他覚的耳鳴りというのは、内耳と咽頭をつなぐ管状器官の耳管周辺の筋肉や、小骨に付く筋肉のけいれんによって起きると言われています。 そのため、第三者でも耳鳴りの音を確認することができるのです。 コツコツやぶつぶつなどの、特徴的な音が聞えます。
耳鳴りの原因の多くは、何らかの難聴により発しています。 つまり、耳の異常のサインを出していることといえます。 単発の続かない耳鳴りなら問題がないといえますが、耳鳴りが続く、耳鳴の状態が悪くなっている場合は放置しておいてはいけません。
【耳鳴りは直ぐに病院へ】 自覚的耳鳴りの場合は、一時的な症状であれば誰にでも起きる耳鳴りです。 しかし、耳鳴りが頻繁に起きる場合は、内耳疾患の場合もあるので専門を受診することが大事となります。 難聴の半分が耳鳴りを訴え、耳鳴がある人の90%が難聴の症状がみられます。 耳鳴りは難聴と関係がある場合もあるので、安易に捉えてはいけないのです。
耳の診察となると、痛い思いをするのではと気になる人もいると思います。 耳鳴りの主な診察の方法は、問診です。 以下のようなポイントを、聞かれます。
・耳鳴りの場所や種類 ・耳なりの音や音の高さ、質、大きさ ・耳鳴りの持続時間や頻度 ・耳鳴りの苦痛 ・耳鳴りの特徴
これらを聞かれるので、医師にきちんと伝えるよう前もって把握しておくと良いですよ。
また、聴力検査や耳鳴検査を行う場合もあり、場合によってはMRIを取る場合もあります。 特に痛い思いはしませんので、気にせず診察を受けるようにしましょう。
耳鳴りの治療方法は、投薬療法や漢方薬での治療、機械を使った音響療法などがあります。 耳鳴りの治療方法というのは様々あり、改善する場合も多くあります。
いかがでしたでしょうか。 耳鳴りが続くと、不安になってしまいますよね。 耳鳴りは、内容によっては治療で改善する場合もありますし、頑固に続いてしまい治りにくいものもあります。 しかし、放っておいては良くなりませんので、診察を受けて少しでも良くなるように治療を受けるようにしましょう。
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