倉敷市 脊柱管狭窄症
- Hiroyuki Fukuda
- 2018年4月27日
- 読了時間: 3分
【脊柱管狭窄症の症状と原因】 現在日本では腰痛に悩まされている人が多く、中でもシニアを中心に患者さんの数が多くなっているのが「脊柱管狭窄症」です。
脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の老化により、腰椎が狭くなってしまうことで内部を通る神経を圧迫してしまい、腰や下肢に痛みやしびれを発してしまう症状です。 高齢になるほど発症率が高く、50歳以上の腰痛の最大の原因と言われています。 早い人では、40代後半で発症することもあります。
脊柱管狭窄症は、筋肉や骨、関節などの運動機能が障害されてしまい、立ったり歩いたりする機能が低下してしまいます。 日常生活に不自由が発生してしまい、最悪の場合は介護が必要となってしまう場合もあります。
以下のような症状がある場合は、脊柱管狭窄症の可能性が考えられます。
・太ももからふくらはぎ、すねにかけて痛みやしびれがある ・しばらく歩くとしびれや痛みが強くなり、休むと楽になっていく ・しばらく立って居るだけで、しびれたり痛みが発生する ・前かがみになると、痛みやしびれが楽になる ・便秘 ・残尿感 ・尿漏れ ・股間のほてり感
これらの症状が当てはまるのが多い場合、脊柱管狭窄症の可能性が高くなります。 脊柱管狭窄症で必ず発生する痛みは、脚のしびれや痛みです。 太ももからすねにかけて、発生します。 腰痛は、必ず発生するわけではありません。
【脊柱管狭窄症の治療方法と予防方法】 脊柱管狭窄症の一般的な治療方法は、以下が挙げられます。
・薬物療法 消炎鎮痛薬や血管拡張薬などの服用によって、症状をやわらげていく治療方法です。
・注射療法 歩けないほど痛みがひどい場合は、神経ブロック注射により痛みをやわらげます。 障害が発生している神経のそばに、局所麻酔薬を注射して神経ブロックを行います。 強い痛みでも、神経ブロック注射でかなり楽になっていきます。
・手術療法 脊柱管を通る神経の圧迫が長時間続くと、将来寝たきりになってしまうこともあります。 薬物療法による治療で良くならない場合は、手術を行う場合があります。 神経を圧迫している部分の骨を取り除く、除圧術を行う場合が大半です。 手術にかかる時間は1~2時間ほどで、1~2週間ほどで退院ができます。 局所麻酔の手術の場合は、日帰りも可能な場合もあります。 手術後2週間ほどでデスクワークは可能ですが、重労働の場合は約3カ月復帰までかかる場合もあります。
また、脊柱管狭窄症は日常生活での予防も可能です。 運動不足や姿勢の悪さを改善することで、脊柱管狭窄症を予防することができます。 適度な運動を心掛けて、よい姿勢で過ごすよう心がけましょう。 長時間立ったままの作業は避けるようにし、定期的に休むことも考えましょう。
いかがでしたでしょうか。 脊柱管狭窄症は、放置しておいても自然に治る症状ではありません。 1度なると、狭窄の状態が少しずつ悪化してしまいます。 おかしいなとおもったら、我慢せずに専門に相談をするようにしましょう。
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